種別生活雑貨美品 昭和前期『交色四ツ目編 染竹文箱』ヴィンテージ アンティーク 昭和レトロ
昭和元年から戦後30年代あたりまでの間に製作されたと思われる『交色四ツ目編 染竹文箱』です。
縦・約31.0cm 横・約23.5cm 高・約6.5cm
竹を木酢液・竹酢液等で染色するなど何らかの手法で変色させ、その色の違いを活かして四ツ目編みで形を造り、固定カ所は銅線を用いて結わえるといった手間暇のかかる古風な技法で作り上げられたヴィンテージ文箱です。
蓋の噛み合わせ部分では色調を変えるなど、一見地味ではありますが、甚だ凝った造りとなっております。
実際に祖父が半世紀以上の長きに渡り書類入れとして使用しておりましたが、僅かな書類を納めた状態でただ箪笥内で保管するという使用方法だったためほとんど無傷であり、竹・銅線の経年による変色や極一部に竹の裂け・編み目の歪みは認められるものの、編みが解けたり途切れた部分は一切なく、製作年代を考えれば非常に健全な姿を保った美品であると考えられます。
なお、白竹部分のみに所々黒い変色が認められますが、これはカビや使用の結果生じた汚れなどではなくおそらく墨でして(ゆえに爪先で擦ればきれいに剥がれます)、染色の際に色乗りを防ぐため墨置きをした名残かと思われます(詳しい染色手法が分かりませんのであくまでも推測の域はでませんが……)。
このような古い技法や時代を経た美しい変化をお楽しみ頂けましたら幸いですm(_ _)m
種別...生活雑貨
人気ワード...古道具, アンティーク, 昭和レトロ, ヴィンテージ
種別生活雑貨美品 昭和前期『交色四ツ目編 染竹文箱』ヴィンテージ アンティーク 昭和レトロ