マッケイ製法で仕立てた、繊細な雰囲気のセミブローグ

内羽根式、ストレートチップのセミブローグ。
元々はクラシックなデザインだが、
ロングノーズのスマートフォルムなので
とても都会的な洗練ムードが漂う。

そしてこの靴の作りは、イタリアの伝統的製法
「マッケイ製法」で仕立てている。
これはアッパー（甲革）、インソール、
アウトソールを一度に縫い付ける製法で
コバの張り出しが少なく、
返りが良いのが特長。

細かく特徴をまとめると
マッケイ製法で作られた靴の最大の特徴は、
履き心地の柔らかさ。
余計なパーツがついていないので
ソールがグニャと反りやすく、
歩いたときに靴が足についてくるような
感覚を味わえる。

次にマッケイ製法は、構造上コバ
（アウトソールが側面に出ている部分）に
縫い目をつける必要がなく、
コバが張り出している必要がないので
繊細な雰囲気の靴に仕上げることができる。

サイズは表記が、長年履いていたので
ブランド名と共に消えているのだが
実際に足入れすると27cm相当。
アウトソールの長さは29.5cm、幅10cm。
ソールの厚さ0.6cm、ヒールの高さ1.8cm。
作りはマッケイ製法。
日常使用していた中古品なので
汚れや傷、擦れ等は各所に見られます。